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zoom RSS ニュースの深層からメモ書き 11/27(木) 米ビッグ3危機! で日本は?

<<   作成日時 : 2008/11/29 19:51   >>

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三菱UFJ証券チーフエコノミスト 水野和夫

ビッグ3へ五兆円の投入を発表したが、五兆円投入しても自力再生できない。
債務超過の支払い分に食われるだけ。

1700万台から1000万台程度になる。三分の一の工場を閉鎖する必要がある。

GMのOBへの年金問題。大規模リストラすると少ない社員でたくさんのOBを支えることになる。また車一台あたりの価格に年金が占める率が大幅に高くなる。現状日本車に比べアメ車の価格には十万円程度年金分が上乗せされている。

オバマの政権移行チームが水面下で株主、債権者と破綻後の処理を話し合い始めた。

日本と同じくアメリカでも車離れが起こっている。インターネット通販の影響も大きい。ローンの審査も厳しくなった。貸そうにも銀行も金がない。
低燃費エコカーの開発も怠ってきた。技術革新で需要を生み出すのも間に合わない。

政府がGMに戦車を発注するという話まで出ている。

「グローバル経済三つのステージ。」
○第一段階,1974〜2007 金融経済の実物経済に対する優位性確率。(1995以降、新自由主義全盛期)
グローバリゼーションの始まり。 第二次石油危機、スタグフレーション。インフレと景気後退が同時に進行。ケインズ主義では対応できない。ハイエク新自由主義的な考え方でノーベル経済学賞とる。サッチャー、レーガン、ハイエクの市場万能主義を採用。市場万能主義の市場とは金融資本市場、そこで値段の決まるものはすべて正しい。

1995以降の強いドル政策で米株価14000ドルを超える。

バーナンキ「犬のしっぽが頭を振り回すようになった。」しっぽは金融、頭は実体経済つまり雇用。現状に当てはめるとサブプライムで金融がおかしくなるとGM問題で雇用が危うくなる。まさに。

74年にもう一つあったこと、サイゴン陥落。西洋型の資本主義は常に市場を拡大してきた。ベトナムの失敗でフロンティアは失われた。市場の膨張が停止したことを解決するためにも市場万能主義で対応しようとした。

○第二段階,2007〜2012? サブプライムローン、GM、金融危機

○第三段階,2013〜 実物経済が拡大して金融と実物のバランス回復。(新興国経済、名目GDP20兆ドルの拡大)
G8では解決できなくなった。新興国の台頭。G20。また新自由主義に戻ることはない。

今起こっていることは正常化。新自由主義時代が行き過ぎていた。
第一段階がそもそもおかしい状態で、第二段階で爆発した。第三段階は長いスパンで考えれば正常化。実物経済と金融経済とのバランスがようやくとれる。

FRBによる銀行の住宅ローン債権商品買い上げ。
FRBは大丈夫か。FRBが資金不足になればドルの暴落、米国債の暴落。
85年のプラザ合意時点ではドルが唯一の基軸通貨であることに各国の疑念はなく、アメリカの双子の赤字を救うためのドル安政策にG5は協調した。現在はドルだけが基軸通貨でなくなりつつある。

FRBが債券化商品を買うと言うことはドルの裏打ちに不良債権が紛れているという疑念を生じさせる。これまでのドルの裏打ちは国家であり国家の徴税権であった。が、今回は企業の証券化商品がFRBの資産の中に入ってくる。
──貨幣もある意味証券のようなもの。金融危機のきっかけになったあまりに複雑な金融商品との類似を感じる。

金融対策、経済対策として必要な費用のために一兆五千億ドル程度のの国債を発行するだろう。去年の三倍以上。
買えるのは日本、中国、サウジ。中国の外貨準備高一兆八千億ドル、日本九千億ドル。
九月末の発表で中国の米国債所有は日本を抜いて世界一。中国はアメリカの最大の債権国。

アメリカの国債を買うべきか。

アメリカが経済対策に一兆五千億ドル使おうとしているが、アメリカの家計が抱えている個人債務が四兆ドル。日本、中国、サウジが米国債を買い支えてもアメリカの個人消費が回復する見込みはない。しかし応じなければ今抱えている国際は価値がなくなるし、経済はもはや一体化している。

APECでブッシュが胡錦涛と長話してたのは国債の引き受けを依頼。

最新報道で全米で新たに171行が経営危機。

オバマの国民皆保険などの政策も実現するための金がない。

成長経済が続いていく中では目先の経済対策優先は正しいが、今後右肩上がりの経済が続かないとすると借金を増やし続けるのは危険。
しかし大統領は二期八年続けようとする。目先の経済対策をやるしかない。

民主主義が完璧な制度かどうかが今後問われる。しかしそれに変わる制度もない。
民主主義を支え続けるしかないというのはドルを支え続けるしかないと言うことと似ている。

今後日本はどうしたらいいのか。
今後の高齢化を考えると内需拡大だけでは無理。諸外国とどうつながりをつくっていくかが今後の競争力を決める。
ジャパンクールに可能性。
アジアの新しい購買層にあわせた商品開発、価格設定。
──要するにたいしたアイデアはない。

アメリカの資金不足どうする。
サウジも原油価格低下で余裕無い。中国も五十七兆円の経済対策で余裕無い。
──つまりどうしたらいいかわからない。

先進各国の問題は共通。GDPに対する債務が大きすぎる。
──要するに国も家計も借金しすぎ。そりゃいつか破綻する。金融がやったことはいつどんな風に破綻するのかを分かりにくくしたとも言える。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
最近の各国政府の金融市場介入や規制を強める方針なんかを見てると社会民主主義的な舵取りをしているようにに見えます。
これまで共産主義国家はドイモイ政策やペレストロイカ、改革開放政策といった市場開放路線で来ていますから双方歩み寄っているように見えますね。
もしかするとその中間点に民主主義を越える社会制度が生まれるのかもしれません。
勝手な推論ですが笑
kossie
2008/11/29 22:53
中国も現在ではもう共産主義国家と呼べない気がするし、銀行を実質国有化するというのも仰るように社会主義的ですね。
自由主義を自然の摂理のように考えればこの危機も一つの揺らぎであってまた落ち着くところへバランスしていくという風にも考えられるのかも。
僕は知らないことが多すぎるのでこうやってメモってみたりして誰が何を言ったのかを覚えておけば多少なりとも考える材料が見えてくるかなって感じです。
isoya
2008/11/30 21:26

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