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zoom RSS 眺めのいいレストラン

<<   作成日時 : 2009/07/25 17:48   >>

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眺めのいい店を見つけた。テラス席でランチを食す。
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麓に広がる町並みを「いろいろあるだろうけど、みんながんばれよ。」と見下ろし、木々に囲まれ,フィトンチットたっぷりの風を受けながらのランチはまったくさわやか。似合わぬ客だなと思いながらもやはり気分はいい。

そもそもたどり着くまでの道筋がおもしろい。
町中から北へ向いて車で数分走るとそこはもう深い森の様相になる。そこにゴルフクラブがある。高級車と普通の車が半分ずつ並んだ駐車場を抜け、ゴルフ場の作業用と思しき道にはいる。おかしなところを通らせるもんだ。ボールが飛んできそうで不安だ。と心の中でいろいろと文句を言いながらくねくねとしばらく進むとゴルフ場の施設が途切れ山道に。そこでいきなり真っ黒な山羊が出迎える。草を食み口元をモゴモゴしながらさして興味なさそうにこちらを見ている。さらに数頭のポニーの姿も。どうやら体験乗馬が出来るミニ牧場らしい。しかし客の姿も関係者の姿も見えない。無人。客を乗せて経営者を潤すはずのポニーは好き勝手にうろうろしている。そう言えばゴルフ場でも人の姿はほとんど見なかった。山羊は真っ黒。モゴモゴ。何とも妙な雰囲気だ。これは「千と千尋の神隠し」のトンネル効果だ、と思いながらさらに進む。
すると森が開けて、ブルーベリー畑が広がる。そこを超えたところの小高い丘の上にやっと目指す店が見えてくるという寸法だ。
そこだけが気持ちよく開けており、辿ってきた経路とのギャップも手伝って開放感三割増。

テラス席の先客は犬を連れたご夫婦。店の雰囲気に似合っている。よく見ればご主人が窯爺に似ているような気もする。庭の隅には数匹の猫もいる。店が飼っているのではなく山の野良猫だと言う。こういう言い方で合っているのか? 何やら顔つきに度重なる辛苦の跡が刻まれている。深い。湯屋に集う神々のように、山中での厳しい暮らしで傷んだ体を癒しにきているのかもしれない。

料理の出来はまあまあ。味は大したことがないけれど、創意工夫があり客を喜ばせてやろうという熱意は感じられる。二千数百円のランチとしては合格点を与えていいだろう。
接客も慇懃すぎずアットホームで感じがいい。「夜もきれいですよ。」とうれしそうに言う。

そんなわけで気に入った。
猫もそれなりにもてなされているのだろう、居着く気持ちがよくわかる。人間様もまた訪問するつもりだ。仲良くしてくれ。

願わくば繁盛しながらも今の初々しい雰囲気を失わずにいてほしい。
店の名は内緒だ。まあ、その気で探せばすぐ分かる。但しゴルフ場の作業道あたりから異界へ入る。同じ場所にたどり着けるとは限らない。

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