TWO 2 SIXTY

アクセスカウンタ

zoom RSS 芸能人薬物報道の執拗さは

<<   作成日時 : 2009/08/25 04:21   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

何とも閉口する。
無論それらを求めているのはわれわれ普通の人間だ。時には芸能人を崇め、自身の一部を投影することに喜びを覚え、そして次の日には高みから引きずり下ろすことでもまた暗い欲望を満たす。
今回の報道で思い知らされるのは、我々は誠に罪深く、哀れな存在であるということだ。

薬物の報道に触れる時いつも一人の男を思い出す。中学時代の友人だ。市内で一番の高校にはいれる程度には頭が良く、大柄で人懐こい笑顔が印象的だった。女の子にももてた。

そいつが高校を中退し歓楽街で働いていると聞いた時には、自分も高校に馴染めずいたので分かる気もした。

その男がある日金を貸してくれないかと訪ねてきた。ずいぶん痩せていて驚ろいた。訊けば母親が交通事故を起こしたという。そんなことならと何万円か貸した。その時は本当に困っているのだろうと同情していた。しかし数日後にまたやって来て金を無心する。そのとき持ち出した理由はもう憶えていない。
断ると困ったような笑顔を浮べ、そのとき僕が持っていた車で暫く寝かせてくれないかと乞うた。
車のシートに大きな体を丸めて睡る疲れ切った姿を見て、この男は死ぬのだろうかと思った。

何ヶ月か後そいつが逮捕されたことが新聞の小さな記事になったことは別の友人からの電話で知った。

さも忌まわしそうに件の芸能人を蔑む連中に不快感を感じるが、だからと言って自分が上等だとは言わない。安い中古車のくたびれたシートを安息のベッドのようにして眠っていたあいつをそれ以上責める気になれないだけだ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文

By TwitterIcon.com
芸能人薬物報道の執拗さは TWO 2 SIXTY/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる