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zoom RSS ころものおっちゃん、とは。

<<   作成日時 : 2009/10/03 14:01   >>

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ころものおっちゃんを知らない人が多いのでここで一度解説しておく。

80年代から90年代にかけて僕が勤めていた会社が、大阪市北区西天満の滝川公園北側にあった。そのすぐ近所にあったうどん屋さんが「ころも」。そこの大将のことを僕のまわりの人は親しみも蔑みも込めずに普通に「ころものおっちゃん」と呼んでいた。小太り、丸顔、禿頭。

ころものうどんは、甘い出汁に何とも言えないコクがあり、中毒性のファンが多かった。手打ちの麺も個性的。いわゆる讃岐風のコシではなく、やや団子的な食感。それが甘い出汁と合っていて美味しかった。

七〜八人でいっぱいになるカウンターだけの店を極めて無口な奥さんと二人で切り盛りしていた。
できあがったどんぶりをおっちゃんから受け取って薬味をのせて客に出すのが奥さんの仕事なのだが、終始無言を貫いた。「はい、きつねあがるよ!」「・・・・・。」「はい、おつぎカツ丼。」「・・・・・。」という具合。普通返事が聞こえるタイミングで無言だからちょっと気になる。この時にふとそちらを見てしまうかどうかで常連さんか一見さんか見分けることができた。10年通ったが奥さんの声は知らない。

いわゆる虎キチで・・・という話は以前に書いた。
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キのつく阪神ファンだった。なのに試合が始まると中継のラジオを消す。なぜ消すのかと訊くと「もし負けたら、仕事にならへんやん。」と禿頭をなでる。そういうおっちゃんだ。
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掃除をしていないらしいことでも有名だった。
狭い店内に不似合いな大きめの招き猫が置いてあるのだが、その場所がカツ丼用の天ぷら鍋のそば。終始飛び散る油を浴び、そこに埃がこびりつき、ものすごいことになっていた。うっかり蠅がとまろうもんなら逃れられそうにない粘着性の汚れがさらに汚れを呼び寄せ、猫の髭は重みに耐えかね大物が掛かったときの釣り竿のように下向きに曲がっていた。
出てくるどんぶりが汚れていると言うことはなかったから、もしかするとなんかジンクスのようなものがあったのかもしれない。「招き猫は拭いたらあかん」とか聞いたことないが。

以上が、ころものおっちゃんの概要だ。出てきたら思い浮かべていただきたい。

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ディア・ドクター」つづき。
つづきです。 前のは、 http://saito58.at.webry.info/200909/article_23.html ...続きを見る
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2009/10/03 15:28

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