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zoom RSS ウユニ塩湖のこと、リチウムのこと、Mattのこと。

<<   作成日時 : 2010/01/11 03:04   >>

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久しぶりにMattのダンスを観ている。ほんとに不思議な魅力を持った映像だ。

    「Where the Hell is Matt?」


公開されたのが2006年。あっという間に広まり世界中で観られた。
そのいきさつなど詳しい話を米Wikiから翻訳して書いたページがあった。いきさつもおもしろい。
http://d.hatena.ne.jp/LM-7/20081116/1226825792

YouTubeの設立が2005年2月(!)。Googleが買収したのが2006年10月だ。僕にとって「Where the Hell is Matt?」はYouTubeの面白さを理屈ではなく実感で理解した最初のClipだったと思う。

さて、なぜ今観ているかというと、冒頭のシーンがウユニ塩湖だと言うことを「ぢょんいえー」さんのブログで知ったから。
http://blog.livedoor.jp/joyride58/archives/52065708.html

先日バラエティ番組でウユニ塩湖の映像が流されてて「ひえー、」と。まさにワンダーランド。ありえない。信じられない。めちゃくちゃか。なにしとんねん。と思った。
ネットで拾った写真を載せておく。

画像
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すると、こんな記事に出くわす。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00169741.html
「ウユニ塩湖には大量のリチウムが眠っていて、世界のリチウム埋蔵量の35%以上はボリビアに集中している。」らしい。電気自動車とかのリチウムね。

へえええ。

ボリビアは貧しい国だから、それでちょっと豊かになったらええやんなって思うけど、そうしたらウユニの絶景はそのままってわけにはいかないんだろう。ウユニの絶景はとんでもないフラットさが生んでいる。ウユニ塩湖は世界一平坦な場所。めちゃくちゃ平ら。南北約100km、東西約250km。秋田県と同じくらいの広さが真っ平ら。そこに雨が降ると水深わずか数センチの広大な湖ができる。ずーっと視界の果てまで水深数センチ。人間の身長で見える水平線までの距離はわずか4〜5キロメートル。だから水平線のはるか彼方まで波が立たない鏡のような水面が広がっていることになる。それがこのありえん絶景が生まれる理由。

な。

ようするにあんまり掘ったらあかん。
現地の人が塩をとるためにちょっとずつ掘るなら凹んだところも自然に再生するらしい。すごいな。 しかし、世界の電池屋が「りちうむーくれー!りちうむくれー!もっともっとりちうむくれー!」とカオナシみたいに欲しがったらあっという間にウユニ塩湖はぼこぼこになってしまうんだろう。

どうしたらええ?

日本の不景気は需要不足。だから設備投資も研究開発もふるわん。せっかく高い技術があってもみんなやることなくてヒマやろ。だったら、どうやったらウユニ塩湖をぼこぼこにせんとリチウムを回収できるか考えなさい。ただし、ボリビアのプラントと協力し、現地の人の雇用を最大化する方法で。

なぜならボリビアのモラレス大統領は資本主義が大嫌い。そして彼にとって先住民から搾取させないことはレゾンデートルと言っていい根本的な主張だ。

「わたしたちはこの星を所有しているのではなく、むしろ、この星に抱かれているのだ」と言い、また、「資本主義が母なる地球を絞め殺そうとしている。」と言う。

彼の主張は頗る過激だがその本質は地球との調和にある。エコな大統領だ、実は。

だから、もうかりまっせ。と揉み手をしながら近づいてもダメ。ウユニのリチウムが欲しいなら、「ええこと考えましてん、ちょっと聴いてもらえまへんか。」とコカの葉をしがみながらモラレス大統領に挨拶してきなさい。日本の高い技術を、モラレス大統領が考える自然と調和した繁栄のために使う。その結果として安定的にリチウムを得たい。そういう提案ならモラレスはんのってくると思うなあ。アメリカは大嫌いやけど日本は嫌われてないから可能性はある。三菱商事、住友商事などがアプローチを開始してるらしいけど、そのへんのことあんじょう考えてやったらうまくいくんとちゃうか。環境を成長産業の中心に据える日本の戦略とも合致してる。
そうやってモラレス大統領とがっちり信頼関係を築くことができたら、世界資本が割り込むのはそう簡単じゃない。そもそも嫌われてるんだから。

昨日パナソニックが三洋電機の電池増産のため1000億円の出資を決めた。ますます電池の需要は高まる。リチウム争奪戦はさらに加速するってことだ。ボリビアの35%の埋蔵量を世界資本が本気で必要とし始めたら、ボリビアに政変が起こる可能性だってある。そうした資本の暴力的なうねりに日本は今後も振り回されるだけでいいのか。

少しはイニシアチブをとってみてもいいんじゃないのか。
日本の技術力は何をやってもけっこうレベルが高い。それを新しい開発のモデルを作り出すために生かすこともできるはず。

これまでは資源のある国の支配層と癒着して富はごっそり持ち去った。で、その国の産業は成長することもなく国民は貧しいまま。そういう開発はもう終わりにしてもええんとちゃうか。そろそろみんな気づいてるやろ。あれ?なんかおかしない?俺らの土地にあった資源やんなあ。なんであいつらだけがボロ儲けしてんねん。なんで俺らにはなんにもないねん。ふざけんなよ。って。

ボリビアの自然と共生して、地域と絆を結んで、持続可能な成長のために日本の科学技術ががんばる。ウユニ塩湖もボコボコにはせん。そうやってボリビア全体が潤い、経済的にも発展する。日本とは信頼で結ばれ相互に成長する。そんな新しい開発のモデルを提示できれば、そういうモデルが世界のスタンダードになる可能性もある。「環境」を錦の御旗に、こっそりとスマートに反世界資本ネットワークをあっちこっちで作る。日本かっこいいーってめっちゃテンション上がる。日本に今足りないのはそういうテンション。夢を見れたら景気もよくなる。


もしもそんなふうにいろんなことがうまくいったら、もう一度Mattに登場してもらおう。
こんどはMatt一人だけじゃなく、日本人にそっくりなボリビアの人たちと、ヘルメットを被った日本の技術者とみんなで一緒にあの夢のような景色の中で踊ったらいい。そんな映像ならこれまで以上のアクセスも夢じゃない。





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やっぱり行くことしかできないっていう結論
&nbsp;ニュースを見てたらウユニ塩湖の話が出てたので気になって読んだ。&nbsp;南米の最貧国ボリビアで、日本も含む主要国が、次世代環境技術のカギを握る天然資源・リチウムの争奪戦を繰り広げている。電気自動車などに使われる充電池の原料がアンデス山脈の秘境「ウユニ塩.... ...続きを見る
ぢょんいえーの航海表
2010/01/11 22:29

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