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zoom RSS 世襲議員の多さはまるでカースト制だ。

<<   作成日時 : 2009/01/16 19:33   >>

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先日瀬戸内寂聴さんが「今は自分が生きてきた中でもっとも悪い時代。戦時中よりずっと悪い時代だ。」って語ってた。
殺人などの凶悪犯は戦後の方が多いなどという議論があるが、戦後の犯罪とは比較できない。戦後の凶悪犯罪は強盗や怨恨など動機が素朴だ。今起こっていることはまるで違う。これまでの「悪」の概念におさまらない。人間の底が抜けたような怖さを伴っている。

これまでにないほど人心が荒んだこの国を救うために最も重要なのは教育ということになるんだろう。
子供達に夢と希望を育み世の中に貢献する喜びを教えるために学校教育を工夫することはとても大事だ。しかしそれ以上に子供達に影響を与えるのが彼らを取り巻くあらゆる環境だ。
子供たちは大人から学び、社会から学ぶ。

ところで、現在自民党の国会議員の中で世襲議員が占める比率が五十パーセントを超えているのをご存じか。なんと半分以上が世襲。ここまでくれば陰のカースト制とでも呼びたくなる。人間は生まれながらに身分が決まっていると言ってもいいんじゃないかという比率だ。
ここまで増えたのは、当選に必要なジバン(地元の支持団体)、カンバン(知名度)、カバン(政治資金)を親から引き継ぐことができる二世三世が圧倒的に有利だからだ。本人の資質は関係ない。
次々政権を放り出す首相はやっぱり世襲。あのとき世界中がひっくり返った。「え、なんで?嫌になったって?学級委員長じゃなくって首相が?アンビリバボー。」

しかもその世襲にはずるい仕組みがあった。
政治資金管理団体というものがある。信じがたいことにここを通せば相続税を払わなくてすむのだ。親が寄付という形で資産を政治資金管理団体に移す。子供はその団体を引き継ぐ形で資産を受け取る。これで無税。要は政治家は何十億でも無税で相続できる。

安倍元首相の不可解ないきなり辞任も政治資金管理団体がらみの脱税疑惑が原因じゃないかという一昨年のブログ記事があった。
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070919/1190187939
その後の成り行きを考えると信憑性が高い。

こうした状況は世の中に対して、特に子供達に対して負のメッセージを送ることになる。
「社会は不公平である。正直であることは無意味だ。努力など無価値だ。」こういうメッセージを送り続けていることになる。

あんまりじゃないか。

こういう状況を看過してはいけないと考える政治家もいる。民主党は昨年国会議員の世襲を制限する法律を検討し始めていた。
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101601000565.html
しかし、この記事の最後にもあるように小沢一郎代表、鳩山由紀夫幹事長も世襲議員であることもあって現在は頓挫している。

世襲禁止、或いは実効的な世襲制限が実現することを望む。
実現すれば子供たちへのメッセージはこう変わる。「この国は公平であることを大事にしている。この国の権力者達は誰にでも公平に機会が与えられる国であるために努力を怠らない。」

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